目的に応じて長期借入と短期借入を使い分ける

設備投資や将来的に売上拡大が見込める案件には長期借入金

長期借入とは、返済期限が1年以上あり、長期に渡って計画的に返済していく借入金です。車、機械、設備などの固定資産の購入や不動産物件の購入などを目的とする多額の借入は、一般的に長期借入金で融資を受けます。これらは今すぐ利益が出るものにではなく、使用することによって将来的に利益を生み出していくので、その利益増加分を返済に当てることができます。ただし現時点で利益が出ていない、あるいは出る見込みがないと判断された場合は、審査が通りにくいと言われていますので、融資を受ける際は返済の目途がつくかどうかを十分に検討する必要があります。また融資を受ける際に、何割かは自己資金を使うことを条件とされる場合もあります。

一時的な資金不足を補うなら短期借入金

短期借入は、返済期限が1年以内の借入金です。長期に比べると多額ではないのが特徴で、主に中小企業が決済時に売掛金を回収するまでの一時的な資金不足の補填や運転資金として使われます。短期借入金は、回収した売掛金より返済されますので、売上から回収まで比較的スパンの短い資金不足を補うために使われることが多いでしょう。また、金融機関は返済期間が短い借入のほうが回収しやすいので、長期借入に比べると審査が通りやすいということもあります。リスクが少ないので、銀行は積極的に短期借入金の融資を行ってます。また、短期借入金の返済には、短いスパンでの返済手続きを簡単にするために、企業が銀行に手形貸付を差し入れるだけで済む方法がとられています。

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